「チケットが余ってるのだけど」というお誘いをいただき、ヨーロッパ企画さんのお芝居へ。
正確にはヨーロッパ企画から飛び出したミニマムユニット「イエティ」のお芝居です。
会場は元・立誠小学校、演目は「BLOOD & BUTTER」。
なんかホラーなタイトルだな、と思いきや、同行者いわく
「ゲラゲラ笑って後にはなんにも残らない演目だと思うから気軽に見ろ」
とのこと。さいですか。
こういう場所をお芝居のステージにしてしまうのも京都の魅力……でしょうか。
芝居をざっくり説明。
いじめられっこの女子高生が中世ヨーロッパにタイムスリップ。
パン職人や未来からきたパンのタイムパトロールとともに、未来のパンに革命を起こすべく奮闘する、というお話。
アフタートークでこの物語が書かれた経緯の説明があったのですが、当初は全然別の話になる予定だったそうです。
それが紆余曲折を経て今回のお芝居になったそうで。
ああ、こうして脚本ってのは作られていくんですなぁ。
今回はハコが小さいので演者の表情までじっくり鑑賞することができました。
芝居小屋……ではないけれども、こういうところでお芝居みるのも楽しいものですね。
楽しいひとときでございました。